Pythonによるデータ分析・機械学習ブログ

Pythonによるデータの前処理・グラフ化、機械学習、統計解析、画像処理、Webスクレイピング、自然言語処理の基礎について紹介していきます。

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【MarkerCluster】foliumを用いた地理データを地図上に可視化:MarkerClusterを用いてマーカーをまとめて表示

はじめに

前回の記事で、foliumを用いた地理データを地図上に可視化の基本操作を示しました。以下の記事です。

chantastu.hatenablog.com

 

しかしながら、マーカーの数が多くなると非常に見ずらい地図になるという問題がありました。

そこで、本記事ではMarkerClusterによるマーカーをまとめて表示することで、地理データを地図上に見やすく可視化する方法を簡単に紹介したいと思います。

 

 

1. foliumとは

foliumの公式ドキュメントは以下です。

python-visualization.github.io

 

2. 地図に任意の地点にマーカーをプロットする方法

地図に任意の地点にマーカーをプロットする方法については前回の記事をご覧ください。

chantastu.hatenablog.com

 

3. 複数の地点をfoliumで地図にマーカープロット

マーカーの数が多くなると非常に見ずらい地図になるという問題があるといいましたが、ここでその状態を確認したいと思います。

今回使用する複数の地点のデータは東京都内に存在するすき家の店舗です。以下のすき家のホームページ(店舗情報 | すき家)から取得した各店舗の住所データをもとにマーカーをプロットしたいと思います。今回は東京都を基準とした地図を生成し、その後、csvファイルに記載されているすき家各店舗の住所から店舗の緯度経度を取得してマーカーをプロットしています。

Make this Notebook Trusted to load map: File -> Trust Notebook

 

上の地図のようにマーカーが多くで見ずらい印象を受けますよね。この地図データを見やすく改善したいと思います。

 

4. MarkerClusterを用いてマーカーをまとめて表示

それでは、MarkerClusterを用いてマーカーをまとめて表示したいと思います。マーカークラスター「marker_cluster = MarkerCluster().add_to(map)」を生成し、folium.Marker().add_to()でmapではなくmarker_clusterを指定してあげることで実現できます。

下の地図を 拡大してあげることで各店舗のマーカーが出現し、縮小することで複数店舗のマーカーがまとめて表示されるようになります。

Make this Notebook Trusted to load map: File -> Trust Notebook

 

5. 実例

都道府県のすき家店舗のマップを作成してみました。すき家のホームページから各店舗の店舗名、住所等を取得して、そのデータを基にfoliumを用いて地図データを作成しました。以下のリンクをご覧ください。

sukiyasuki.starfree.jp

 

参考資料

dev.classmethod.jp

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