Pythonによるデータ分析・機械学習ブログ

Pythonによるデータの前処理・グラフ化、機械学習、統計解析、画像処理、Webスクレイピング、自然言語処理の基礎について紹介していきます。

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YAMLファイルの書き方例と読み込み

はじめに

 YAMLは構造的なデータ集合を簡素な文字列として表記することができるデータ形式の一つで、設定ファイル等に使用されることが多いです。一般的にXMLと同様なものとして扱われます。JSONとも似ていますが、YAMLJSONとの異なり、コメントも書くことができ、閾値等が記載された設定ファイル等の説明も書き込むことができます。

 本記事では、基本的なYAMLファイルの書き方の例と、YAMLファイルの読み込みプログラムを紹介します。

 

1. YAMLファイルの書き方

以下のようなYAMLファイルを用意します。文字列、数値、リスト、真偽値を記載しています。

 

2. YAMLファイルの読み込み

以下のように、yaml.safe_load()を用いることでYAMLファイルを読み込むことができます。

読み込んでprintで表示した結果は以下のようになります。

 

3. 実用例

以下はYOLOXのコードですが、ここではYAMLファイル(config.yaml)を読み込んで、閾値やモデルのパスなどを指定しています。

github.com

 

オススメ書籍

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データサイエンス教本 Pythonで学ぶ統計分析・パターン認識・深層学習・信号処理・時系列データ分析

こちらの書籍は初心者から少し記述できるようになった人、かつ数学的な理論と一緒にPythonの記述方法を理解したい方にオススメです。統計分析、パターン認識、深層学習、信号処理、時系列データといった幅広く実務で使用する手法を学びたい方にもオススメです。

東京大学のデータサイエンティスト育成講座 ~Pythonで手を動かして学ぶデ―タ分析~

こちらの基礎を抑えながら実務で必要なPython記述法を学べる書籍です。基礎を一つ一つ抑えるというよりも実務で活用できるように必要な知識を身に付けられると感じました。これ一冊あれば十分かなと思いました。

 

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