【第13回】matplotlibを用いた棒グラフの作成 - Pythonによるデータ分析・機械学習ブログ

はじめに

matplotlibは様々な種類のグラフを描画するライブラリで、描画できるのは主に2次元のプロットですが、3次元プロットの機能も追加されてきています。

例えば以下の様なグラフを作成することができます。

ヒストグラム
散布図
折れ線グラフ
円グラフ

本記事では、matplotlibを用いた棒グラフの作成方法を確認していきます。

はじめに
1. 基本的な棒グラフの作成
2. 棒グラフの幅の調整
3. 棒グラフの色の調整
4. 棒グラフの枠線の色と幅の調整
5. 棒グラフの横軸に数字を設定
6. 横向きの棒グラフの作成
7. エラーバーの設定
8. 積み上げ棒グラフの作成
オススメ書籍
スキル修得＆転職
おわりに

1. 基本的な棒グラフの作成

基本的には以下のようにplt.barを用いて棒グラフの描画します。

2. 棒グラフの幅の調整

plt.barの引数にwidthを設定することで棒グラフの幅を調整できます。widthが1に近いほど隣との間隔が小さくなり、0に近いほど間隔が大きくなります。

3. 棒グラフの色の調整

plt.barの引数にcolorを設定することで棒グラフの色を調整できます。設定できる色についてはこちらの記事を参考にしてください。

4. 棒グラフの枠線の色と幅の調整

plt.barの引数にedgecolor、linewidthを設定することで棒グラフの枠線の色、幅を調整できます。設定できる色についてはこちらの記事を参考にしてください。

5. 棒グラフの横軸に数字を設定

先ほどまでは棒グラフの横軸は文字でしたが、数字も設定することができます。以下がその例です。

6. 横向きの棒グラフの作成

横向きの棒グラフの表示にはplt.barh()を使用します。

7. エラーバーの設定

エラーバーの設定には、plt.bar()の引数にxerr、yerrを設定することでX軸のエラーバー、Y軸のエラーバーを表示させることができます。以下の例では、yerrのみ設定しています。

さらに、エラーバーに傘を付けたい場合にはplt.bar()の引数にcapsizeを設定してください。以下に例を示します。

8. 積み上げ棒グラフの作成

積み上げ棒グラフを作成するには、plt.barをデータごとに記載して上側に表示させるデータのplt.bar()の引数にbottomを設定し、そのbottomに下側のy軸データ（y1）を与えます。以下の例を参考にしてください。

オススメ書籍

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