Pythonによるデータ分析・機械学習ブログ

Pythonによるデータの前処理・グラフ化、機械学習、統計解析、画像処理、Webスクレイピング、自然言語処理の基礎について紹介していきます。

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Pythonを用いたWebスクレイピング中でseleniumを用いた際のChromeDriverのバージョンエラーと解決策


 

1. この記事の概要

Pythonを用いたWebスクレイピング中でseleniumを用いた際に、ChromeDriverのバージョンエラーが出現しましたので、エラー内容と解決策を紹介します。

 

2. エラー内容

pythonの該当箇所はこちらです。


ChromeのバージョンとChromeDriverのバージョンが異なることからエラーが出力されていました。


selenium.common.exceptions.SessionNotCreatedException: Message: session not created: This version of ChromeDriver only supports Chrome version 99 
Current browser version is 101.0.4951.64 with binary path C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe

 

3. 解決策

まずは、Google Chromeのバージョンを確認します。Chormeの右上の「・・・」をクリックして、「ヘルプ」の「Google Chromeについて」を選択します。


 

設定画面が開かれたら左のメニュー欄から「Chromeについて」を選択します。そうすると以下の写真のようにChromeについてというところにバージョン「101.0.4951.64」と表示されています。この数字がGoogle Chromeのバージョンです。

次に、そのバージョンに合ったChromeDriverをダウンロードしていきましょう。

以下のページからダウンロードしましょう。

chromedriver.chromium.org

 

上記のリンクを開くと以下のようなページが開かれます。

そこで、Current Releasesから先ほど確認したバージョンのリンクをクリックします。

(ここに該当するものがない場合、ページ内のCurrent Releases以下に該当するものがないか確認してください。)

該当ページをクリックすると、以下のページが開かれます。開かれたらWindowであれば「chromedriver win32.zip」をダウンロードしましょう。

ダウンロードしたZipファイルを解凍して開くと、いかの写真のように「chromedriver.exe」がフォルダ内にあるので、自分が保存しておきたいディレクトリに保存しましょう。私は「C:\googledriver\chromedriver.exe」に保存して活用しています。

 

おわりに

Pythonを用いたWebスクレイピング中でseleniumを用いた際に、ChromeDriverのバージョンエラーエラー内容と解決策を紹介しました。こういったエラーをどんどん解決してWebスクレイピングをどんどん進めていきたいですね。